7「優良企業に勤めてる」の限界を知る
2021.10.29
こんにちは、自由女子™を叶えた新米投資家 hanaです。
投資を始めるに至った時のこと、資産運用を始めて自分の資産形成に不安がなくなるまでの実体験をまとめてみました。
この先のお金のことで不安を抱えているみなさんに、お役に立てれば幸いです。
会社に絶大な信頼を寄せている私
「会社の目の前の銀行の◯◯支店、ついに閉店だってね」
大銀行の支店が閉鎖、統合。
そういうニュースを耳にする度に、
「明日は我が身。自分の会社は大丈夫?」
とか、会社員の間で不安をあおられるけど、
実際、特に業績不振でもないんだよね。
確かに、不安要素はあるといえばある。
給料はこの先、大して増えなそう。
昇給って言っても、たかが知れてるだろうし。
退職金制度は、大昔よりどんどん不安定になってるみたいだし。
でも、そうは言っても
グループ企業も入れたら、社員が何千人もいる会社。
私だけじゃないんだし。
どーにかなるんじゃないの?
正直、不安をあおられるのは嫌い。
そもそも、そうならないように、
業界とか優良企業を見極めて入社してるんだし。
こんなに頑張ってるのに、
それでも、転職とか起業とか考えないといけないの??
超億万長者からお金の基本の一言
「今の会社が悪いということではなく、
収入源が1つしかないことに注意が必要です」
ここでまた、高野さんからのお言葉。
「セブンポケッツ(7つのポケット)」
という考え方をご存知でしょうか?
アメリカで、リーマンショック以降に生まれた造語で、
“7つの収入源を持ちましょう”
という意味になります。
同じ収入を得るにも、1つだけに頼るのではなく、
複数から得られるよう分散することで、
どれかがダメになっても、他がある。
突然、無収入にはならない。
「収入源を複数化するだけ」で安定感が高まる、
という考え方です。
<セブンポケッツ>
要するに、突然の環境変化で痛い思いをした人たちが、
失敗から学んだ教訓。
「一生安泰、優良企業に一点賭け!」
昭和の終身雇用制がとっくに崩壊していることは、
誰しも認識しているはずなのに、
環境が激変している令和の今も、
結局、行動を変えようとしないの?
単に親の時代の考え方を引き継いでいるだけなら
自立した大人の女性が〈自分の自由意思で選択している〉とは言い難い。
ウ~ン、なるほど…
最初は複数化を考えるところから♪
投資のリスクはいくらでも悪い方に想像するのに、
会社の倒産リスクに対しては、超絶ポジティブ思考。
これではいつまで経っても
私の〈お金の教養(2話)〉はレベルアップしないよね?
自分から、自由な人生を選択できる人になりたい!
いきなり7つとはいかないまでも、まずは3つから。
例えば、私が思い立った当初はこんなかんじ。
①会社の給料【勤労所得】
②会社の企業年金【不労所得】
(本人負担のある元本変動型の確定拠出年金なので、個人資産としての投資信託と考える)
③【不労所得】であと1つ
※投資対象については、6話 投資対象の代表的な種類 参照。
ここで、勤労所得は注意が必要。
収入源を増やす、というとパラレルワークが思い浮かぶかもしれません。
確かに倒産リスクは分散されるのですが、
複数あったとしても、自分が病気などで動けなくなったら全部止まってしまいます。
なので、増やすべきは「不労所得」。
私の①と②は同じ会社から派生しているので、
さらに別なものを考えると理想的ですが、
そもそも、自分の会社の退職金がどんな種類のものか、
調べることすらしてませんでした。
【参考:企業年金制度/企業年金連合会】
まずは、今持ってるものを把握して、
そこから複数化することを考えていきました。
あなたはどうですか?
ぜひ、この機会にチェックしてみましょう♪
《今日の変革ポイント》
- ・「会社に1点賭け」では教養があるとは言えない!収入源を複数化する!
- ・「勤労所得で1つ、不労所得で2つ」から考えてみる!